COSCや防水性の高さから堅牢なイメージを抱くスイス製ダイバーズ・ウォッチをG10 NATOストラップに交換しようと、純正ベルトを外したところ、中から現れたのは1.5mm径のバネ棒だった...。時計の雰囲気からは弱々しく、非常に頼りなく思える代物。頑丈なケース、厚みのあるラグ、ツールウォッチとして申し分ない素質を備えた時計なのに...。そこで、このバネ棒に交換したという訳だ。フィッティング部分が一般的な細さの“カスタム仕様”ということもあり、何のストレスもなくラグに収まった。直径2.5mmという太さも手伝って、時計本体とのバランス、ビジュアルともに良好。かつて、この時計の祖先が軍用支給品としてイギリス軍に収められていた時代のパリス管仕様を連想させる...。勿論、NATOストラップを装着してしまったら、バネ棒を表から見ることはできない。しかしながら、1.5mmというバネ棒からすれば安心感と心の満足感は十分。今使う予定がなくとも、いざという時に保有しておくと重宝する逸品でもある。